月1原発映画祭/交流カフェについて

☆月1原発映画祭/交流カフェについて☆

「月1原発映画祭」では、原発に関連した映画・映像を上映し、併せて交流会を開催、監督や制作者などのゲストを迎えてお話を聞いたり、意見交換・情報交換をしたり、日ごろの思いや疑問を語り合ったりする交流の場を提供しています。原発に関することを知りたい、考えたい、話したいという方、いろいろな考えの方が気軽に参加できる会をめざしています。

会場はおもにコミュニティスペース「谷中の家」(台東区谷中3-17-11)ですが、コロナ禍をきっかけにオンラインとのハイブリッド開催も行っています。現在は3ヵ月に1回ほどの開催ですが、スタートした頃の「月1」の名まえは変えずに残しています。

この会を始めるきっかけとなったのは、「原発都民投票」の実現をめざした活動(2011~2012年)でした。東京電力福島第1原発事故のあと、自分たちが使う電気を原発に頼るのかどうか、ひとりひとりが考えて意思表明できる場をつくりたいと願う人たちが輪を広げ、都内各所の自分の住んでいる地域での法定署名活動をおこないました。原発都民投票条例案を都議会にかけるために最低22万筆あまりの署名が必要でしたが、2か月で32万を超える都民の署名が集まり、2012年6月の都議会で審議されました。結果は否決、原発都民投票は実現されませんでしたが、この活動を通じてできた地域でのつながりを生かし、引きつづき情報交換をしていこうということから「地域から未来をつくる・ひがし広場(略称・ひがし広場)」のネットワークができ、原発について継続して語り合っていく場として、2012年5月に「月1原発映画祭/交流カフェ」が生まれました。現在、有志10名あまりでつくる「月1原発映画の会」で運営しています。

月1原発映画祭

2016年7月16日(土), 8月7日(日) 第47-48回 月1原発映画祭+交流カフェ 【連続テーマ】被ばくと保養

第47-48回 月1原発映画祭+交流カフェ
【連続テーマ】被ばくと保養

チラシ

7月〜8月の月1原発映画祭は「被ばくと保養」をテーマに、
鎌仲ひとみ監督による『カノンだより』を連続上映します。

『カノンだより』は1本が10分前後の短編レポートで、
鎌仲監督の長編ドキュメンタリー『小さき声のカノン—選択する人々』の
制作と並行して届けられてきた、各地のいわば「小さな声」です。
チェルノブイリ原発事故後のベラルーシやウクライナの人々と、
福島第一原発事故と共に生きる日本の人々を取材し、
内部被ばくの影響や市民の取り組みなど、
現在進行形の状況を伝えています。
「大きな声」は“大丈夫、たいしたことはない、もう終わったことだ”と言い
ますが、
私たちは「小さな声」を聞き逃すまい、と切に思います。

1回目は7月16日(土)に〈チェルノブイリ編〉として8本上映し、
参加者で意見交換をします。
2回目は8月7日(日)に〈フクシマ編〉として鎌仲監督をゲストに迎え、
解説をしていただきながら、4本上映します。

子どもたちを被ばくから守るために今何をすべきか? 
これは、何はともあれ、待ったなしの問題だと思います。
ぜひ、一緒に考えましょう。
皆さまのご参加をお待ちしています。

*会場は両日とも「谷中の家」です。


7月16日(土)『カノンだより』〈チェルノブイリ編〉

16:30 開場
17:00〜19:00 上映とトークシェア ■参加費700円/定員30名
19:15〜20:30 交流カフェ ■参加費500円(軽食+1ドリンク付)/定員20名

■上映プログラム〈チェルノブイリ編〉
1.鎌仲ひとみ監督からのメッセージ
2.チェルノブイリツアー(前編)
3.チェルノブイリツアー(後編)
4.リュボーフィさんの物語
5.かつての汚染地に帰還する子どもたち
6.26年後のベラルーシ
7.市民科学者 〜ベルラド研究所の取り組み〜
8.保養体験女子会@ベラルーシ

8月7日(日)『カノンだより』〈フクシマ編〉
ゲスト:鎌仲ひとみ監督

16:30 開場
17:00〜19:00 上映と鎌仲ひとみ監督トーク ■参加費1000円/定員30名
19:15〜20:30 交流カフェ ■参加費500円(軽食+1ドリンク付)/定員20名

■上映プログラム〈フクシマ編〉

  ※鎌仲ひとみ監督のお話を交えながら上映します
1.市民の思いと力
2.同朋幼稚園@滋賀
3.母であること—その思い
4.言葉ではなく生き方で 〜荒木田さんの場合


【鎌仲ひとみ・プロフィール】

早稲田大学卒業と同時にドキュメンタリー映画制作の現場へ。文化庁の助成を
受けてカナダ国立映画製作所に滞在し、メディア・アクティビスト活動。1995年の帰
国後はNHKで医療、経済、環境をテーマに番組を多数制作。主な監督作品に、
2003年『ヒバクシャー 世界の終わりに』、2006年『六ヶ所村ラプソディー』、2010
年『ミツバチの羽音と地球の回転』、2012年『内部被ばくを生き抜く」、2015年『小
さき声のカノン−選択する人々』。著書に『ヒバクシャードキュメンタリー映画の現
場から』影書房、共著に『内部被曝の脅威』(ちくま新書)『ドキュメンタリーの力』
(子供の未来社)など。多摩美術大学非常勤講師。
公式サイト http://kamanaka.com/

■会場:谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)

メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
よみせ通り、延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。
築54年の木造耐震補強民家。目印は格子戸。

■予約方法:以下いずれかの方法で必ず予約してください。

1.申込みフォーム(お手数ですが、内容ごとに別々にお申し込みください)

・7月16日(土)上映 http://kokucheese.com/event/index/411499/ 終了しました
・7月16日(土)交流カフェ http://kokucheese.com/event/index/411500/ 終了しました
・8月7日(日)上映+トーク http://kokucheese.com/event/index/411501/
・8月7日(日)交流カフェ http://kokucheese.com/event/index/411502/

2.メール eigasai★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。

*件名を「月1原発映画祭申込み」として、参加者氏名(複数の場合は全員の
氏名)、 参加日(7月16日、8月7日)、参加内容(上映、交流カフェ)を明記
してください。

3.電話 090-1265-0097(植松)、または090-9492-0075(西川)

*交流カフェは上映会に参加される方が優先となります。
*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

■主催:月1原発映画の会

問い合わせ先  eigasai★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。
http://www.jtgt.info/ (地域から未来をつくる・ひがし広場内)

2016年5月29日(日) 第46回月1原発映画祭『日本と原発 4年後』上映会+河合弘之弁護士トーク

第46回月1原発映画祭は、『日本と原発 4年後』を上映します。
原発訴訟の先頭に立つ河合弁護士が自ら監督をつとめた作品で、
監督自身が「この映画は脱原発のツールとしてつくった」と言い切るように、
原発推進のあらゆる主張がきっちり論破されています。
すでに前作と合わせて1000か所以上で上映されているそうですが、
まだご覧になっていない方はこの機会にぜひ、
そして2度目、3度目の方もおさらいのために、どうぞお出かけください。

上映後には河合弘之弁護士をゲストに迎え、
客席からの質問にもじっくりお答えいただきます。

今回は谷中防災コミュニティセンター・多目的ホールでの拡大上映会となり、
ゆったりご覧になれますので、お知り合いをぜひお誘いください。
ご参加お待ちしています!

案内チラシ

『日本と原発 4年後』上映会+河合弘之弁護士トーク

■日時:5月29日(日)

12:30 開場
13:00〜15:20 『日本と原発 4年後』開会・上映
15:30〜16:30 河合弘之弁護士トーク、質疑応答

■会場:谷中防災コミュニティセンター 多目的ホール

東京都台東区谷中5-6-5 JR日暮里駅 徒歩8分
東京メトロ千代田線 千駄木駅 徒歩6分
https://www.city.taito.lg.jp/index/shisetsu/hall/kuminkan/01575392.html

【映画『日本と原発 4年後』】

弁護士の河合弘之と海渡雄一、訴訟を共に闘う木村結の3人が中心となって、2014
年に制作されたドキュメンタリー映画『日本と原発』に、新たな情報を加えて再
編集した新版。多くの関係者、原発推進者も含む有識者へのインタビュー取材、
現地での情報収集や報道資料等を基に、原発事故に巻き込まれた人々の苦しみ、
事故を引き起こした背景、エネルギー政策のウソと真実を追求。高浜原発差止仮
処分や元東電役員強制起訴のこと、内部被ばくの問題、原発とテロの問題などを
盛り込みながら、日本の原発問題に鋭く切り込んでいく。
●出演者:佐藤暁(原子力コンサルタント)、崎山比早子(医学博士)、小泉
純一郎(第87〜89代内閣総理大臣)、細川護煕(第79代内閣総理大臣)、近藤
駿介(前原子力委員長)、木元教子(元原子力委員)、青木秀樹(弁護士)、
飯田哲也(環境学者)、大島堅一(環境経済学者)、古賀茂明(元経産省)、
田中三彦(元原子炉設計者)、馬場有(浪江町長)、避難生活を送る方々
●製作・監督:河合弘之 構成・監修:海渡雄一 制作協力:木村結 
音楽:新垣隆 脚本・編集・監督補:拝身風太郎(2015年/日本/138分
制作:Kプロジェクト/公式サイト http://www.nihontogenpatsu.com/)

【河合弘之氏プロフィール】

1944年、旧満州生まれ。弁護士。1968年東京大学法学部卒業。1970年弁護士開
業。さくら共同法律事務所所長。脱原発弁護団全国連絡会共同代表。福島原発告
訴団弁護団代表、大飯・高浜原発差止仮処分弁護団共同代表、浜岡原発差止訴訟
弁護団団長など、原発訴訟を多く手がける。

■資料代:500円

■定員:100名(必ず予約をお願いします)

■予約方法

1.申込みフォーム

http://kokucheese.com/event/index/392956/

2.メール

eigasai★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。
*件名を「日本と原発 4年後」として、
 参加者氏名(複数お申し込みの場合は全員)を明記してください。

3.電話

090-1265-0097(植松)または 090-9492-0075(西川)

*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

■主催:月1原発映画の会

問い合わせ先  eigasai★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。
http://www.jtgt.info/ (地域から未来をつくる・ひがし広場内)

*会場の多目的ホールは台東区の「区民館」です。地域の皆さまのご参加をお待ちしています。
他地域の皆さまもご参加いただけます。

2016年4月2日(土) 第45回月1原発映画祭/交流カフェ

4月1日からいよいよ家庭でも電力会社を選べるようになりますね。
この機に、できるかぎり自然エネルギーを電源とする電力会社から電気を買いたい、
と考えている方は多いと思います。
そこで次回の月1原発映画祭では、「パワーシフト・キャンペーン」事務局の
吉田明子さんをゲストに招いてお話をうかがうことにしました。
上映する映画はすでに当会でアンコール上映を重ねている『シェーナウの想い』。
ドイツ初の市民電力会社誕生を追ったドキュメンタリーです。
まだご覧になっていない方、もう一度観たいという方はぜひどうそ。
今回はトークのみの参加もOKです。
皆さまのご参加をお待ちしています。

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第45回月1原発映画祭/交流カフェ
『シェーナウの想い』上映+トーク「電気をどう選ぶ?」

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■日時:2016年4月2日(土)17:00〜(開場16:30)

■プログラムと参加費・定員

17:00〜18:00 『シェーナウの想い』上映、参加費(会場費)300円(定員30名)
18:10〜19:00 吉田明子さんによるトーク、参加費700円(定員30名)
19:15〜20:15 交流カフェ、参加費500円(軽食+1ドリンク付)(定員20名) 

【映画】

『シェーナウの想い〜自然エネルギー社会を子どもたちに〜』
ドイツ南西部、黒い森の中にある小さなまちシェーナウ市の住民グループが、
チェルノブイリ原発事故をきっかけに、原発に一切頼らない自然エネルギーの電力会社を
自分たちで作ろうと決意。子どもたちの未来を守るため、数々の問題を乗り越え、
2度の住民投票を勝ち取って「市民の市民による市民のための」電力供給会社を
誕生させるまでのプロセスを綴った感動のドキュメンタリー。
http://www.geocities.jp/naturalenergysociety/ (2008年/ドイツ/60分)

【トーク】

「電気をどう選ぶ? 〜電力自由化の現状と市民の課題」
4月から始まる電力小売完全自由化。一般家庭の電力市場は7.5兆円といわれ、
このお金をどれだけ再生可能エネルギーを重視する電力会社に振り替えられるか、
今こそ市民・消費者が力を発揮するときです。
とはいえ、私たちはどんな選択をしたらいいのでしょうか。持続可能な社会実現の
ために電力会社を5つのポイントで評価する「パワーシフト・キャンペーン」では、
現在12社をウェブサイトで紹介しています。その事務局をつとめる吉田明子さんに
市民・消費者目線の電力会社の現状と、今後しなければならない制度改革や
解決すべき課題について聞きます。

【吉田明子さんのプロフィール】

2007年より国際環境NGO FoE Japan、気候変動・エネルギー担当。
3・11以降は福島や原発・エネルギー問題に携わる。脱原発のネットワーク
「eシフト」やパワーシフト・キャンペーンの事務局も担当。
FoE =Friends of the Earth、本部はオランダ・アムステルダム。

■会場:谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)

メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
よみせ通り、延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。
築54年の木造耐震補強民家。目印は格子戸。

■予約方法:以下いずれかの方法で必ず予約してください。

1.申込みフォーム(上映・トーク・交流カフェ、別々にお申込みが必要です)

【上映】http://kokucheese.com/event/index/384395/
【トーク】http://kokucheese.com/event/index/384396/
【交流カフェ】http://kokucheese.com/event/index/384397/

2.メール eigasai★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。

*件名を「月1原発映画祭申込み」として、参加者氏名(複数の場合は全員の氏名)、
 参加内容(上映、トーク、交流カフェ)を明記してください。

3.電話 090-1265-0097(植松)、または090-9492-0075(西川)

*交流カフェはトークに参加される方が優先となります。
*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

■主催:月1原発映画の会

問い合わせ先  eigasai@jtgt.info
http://www.jtgt.info/ (地域から未来をつくる・ひがし広場内)

第44回月1原発映画祭『首相官邸の前で』上映+交流カフェ

第44回月1原発映画祭
『首相官邸の前で』上映+交流カフェ

5年目の3月11日を前に、次回の月1原発映画祭では
歴史社会学者の小熊英二さんが監督を務めたドキュメンタリー、
『首相官邸の前で』を上映します。
2012年夏の貴重な記録映像と丹念なインタビューがクオリティ高くまとめられ、
見応えもありますが、何より触発される映画です。
そこで今回は、上映後の交流カフェでみなさんに
3分トークをお願いしたいと思います(聴くのみでもOKです)。
自分はその時どうしていたか、どんな想いでいたか、
この5年のこと、これからのことなどなど、シェアしましょう。
どうぞお気軽にお越しください。
ご参加お待ちしています!

■日時:2016年3月5日(土)

16:00 開場
16:30 上映
18:40 交流カフェ(トークシェア)
20:00前後 終了

■映画『首相官邸の前で』

2012年夏、東京。約20万の人びとが、首相官邸前を埋めた。
NYの「ウォール街占拠」の翌年、香港の「雨傘革命」の2年前の
ことだった。しかしこの運動は、その全貌が報道されることも、
世界に知られることもなかった。
人びとが集まったのは、福島第一原発事故後の、原発政策に
抗議するためだった。事故前はまったく別々の立場にいた8人が、
危機と変転を経て、やがて首相官邸前という一つの場につどう。
彼らに唯一共通していた言葉は「脱原発」と「民主主義の危機」だった——。
はたして、民主主義の再建は可能なのか。
現代日本に実在した、希望の瞬間の歴史を記録。
(2015年/日本/109分/日本語[英語字幕つき])
公式サイト:http://www.uplink.co.jp/kanteimae

■監督プロフィール

小熊英二(おぐま・えいじ)
1962年生まれ。東京大学農学部卒業、出版社勤務を経て、東京大学
大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程修了。現在、慶應
義塾大学総合政策学部教授。福島原発事故後、積極的に脱原発運動に
かかわり、メディア上での発言も多い。著書に『単一民族神話の起源』
『(民主)と(愛国)』『1968』『日本という国』『社会を変えるには』など。

■会場:谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)

メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
よみせ通り、延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。
築54年の木造耐震補強民家。目印は格子戸。

■参加費

・上映:800円(学生500円)
・交流カフェ:500円(軽食+ワンドリンク付)

■定員:30名

■予約方法:以下いずれかの方法で必ず予約してください。

1.申込みフォーム

【上映】http://kokucheese.com/event/index/376716/
【交流カフェ】http://kokucheese.com/event/index/376717/

2.メール eigasai★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。
*件名を「月1原発映画祭申込み」として
参加者氏名(複数お申し込みの場合は全員のお名前をお書きください)、
参加内容(上映、交流カフェ)を明記してください。

3.電話 090-1265-0097(植松)、または090-9492-0075(西川)

*交流カフェは上映会に参加される方が優先となります。
*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

■主催:月1原発映画の会

問い合わせ先  eigasai★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。
地域から未来をつくる・ひがし広場内

第43回 月1原発映画祭『わたしの、終わらない旅』上映 +坂田雅子監督トーク+交流カフェ

次回の月1原発映画祭は年明けて1月9日(土)、
『わたしの、終わらない旅』を上映し、
監督の坂田雅子さんにお話をうかがいます。
フランスの核燃料再処理施設、マーシャル諸島やカザフスタンの核実験場を取
材し、
核汚染と隣り合わせで生きる人びと、核実験で故郷を追われた人びとの
生の声を記録したドキュメンタリーです。
そもそも、フランスの核燃再処理事業は最初から核爆弾製造が目的。
日本がどんなに「原子力の平和利用」をうたっても、
原発と核兵器は表裏一体のものであったことをこの映画は雄弁に語っています。
あえて福島に焦点をあてていないことで、
逆に福島の現実とこれからのことが見えてくるように思います。
この機会にぜひご覧ください。
そして、世界の核の現場を精力的に旅してこられた坂田監督のお話も
どうぞお聞き逃しなく。ご参加お待ちしています。

*会場は今回も谷中の家です。


第43回 月1原発映画祭『わたしの、終わらない旅』上映
+坂田雅子監督トーク+交流カフェ


チラシ

■日時:2016年1月9日(土) ☆各回 要予約

・1回目上映 13:00~14:30(開場12:30)(定員30名)
・2回目上映 15:30~17:00(開場15:00)(定員30名) 
・坂田雅子監督トーク 17:00~17::45(定員30名)
・交流カフェ 18:00~19:00(定員20名)

【映画『わたしの、終わらない旅』】

きっかけは母が遺した『聞いてください』と題する一冊の本。
母は70年代から原発を問い続けていた。
福島第一原発の事故後、改めて母の数十年に及ぶ反原発運動の意味に気づいた
坂田監督は、兵器と原発という二面性を持つ核エネルギーの歴史をたどる旅に
出る。フランスのラ・アーグの核再処理施設の対岸の島に暮らす姉を訪ね、大
規模な核実験が繰り返し行われたマーシャル諸島で故郷を追われた島の人々に
出会い、カザフスタンで旧ソ連による核実験で汚染された大地で生きる人々を
みつめる。母と自分自身の想いを重ねて、核に翻弄される人々を記録した渾身
のドキュメンタリー。

【坂田雅子監督プロフィール】

ドキュメンタリー映画監督。
1948年、長野県生まれ。65年から66年、AFS交換留学生として米国メイン州の
高校に学ぶ。帰国後、京都大学文学部哲学科で社会学を専攻。1976年から2008
年まで写真通信社に勤務および経営。2003年、夫のグレッグ・デイビスの死を
きっかけに、枯葉剤についての映画製作を決意し、ベトナムと米国で、枯葉剤
の被害者やその家族、ベトナム帰還兵、科学者等にインタビュー取材を行う。
2007年、『花はどこへいった』を完成させる。本作は毎日ドキュメンタリー賞、
パリ国際環境映画祭特別賞、アースビジョン審査員賞などを受賞。2011年、
NHKのETV特集「枯葉剤の傷痕を見つめて〜アメリカ・ベトナム 次世代からの
問いかけ」を制作し、ギャラクシー賞、他を受賞。同年2作目となる『沈黙の
春を生きて』を発表。仏・ヴァレンシエンヌ映画祭にて批評家賞、観客賞をダ
ブル受賞したほか、文化庁映画賞・文化記録映画部門優秀賞にも選出された。

■参加費

・上映:1000円
・トーク:500円/学生300円
・交流カフェ:500円(軽食+ワンドリンク付)

■会場:谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)

メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
よみせ通り、延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。
築54年の木造耐震補強民家。目印は格子戸。

■予約方法:以下いずれかの方法で必ず予約してください。

1.申込みフォーム

【第1回上映】http://kokucheese.com/event/index/360442/
【第2回上映・トーク】http://kokucheese.com/event/index/360443/
 *学生およびトーク不参加の方はメッセージ欄にその旨ご記入ください。
【交流カフェ】http://kokucheese.com/event/index/360445/
 *上映と交流カフェは別々にお申込みが必要です。

2.メール eigasai★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。

*件名を「月1原発映画祭申込み」として
参加者氏名(複数お申し込みの場合は全員のお名前をお書きください)、
参加内容(1回目上映、2回目上映、トーク、交流カフェ)を明記してください。

3.電話 090-1265-0097(植松)、または090-9492-0075(西川)

*トークおよび交流カフェは上映会に参加される方が優先となります。
*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

■主催:月1原発映画の会

問い合わせ先  eigasai★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。
http://www.jtgt.info/ (地域から未来をつくる・ひがし広場内)

第42回 月1原発映画祭/交流カフェ 「無知の知」上映+石田朝也監督のお話


第42回 月1原発映画祭/交流カフェ

「無知の知」上映+石田朝也監督のお話


チラシ

■日時:2015年11月7日(土)

昼の部13:30〜上映のみ/夜の部16:30〜上映+トーク/交流カフェ19:30〜

■会場:谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)

【映画『無知の知』について】
「原子力・原発・放射能のことって何でこんなにわからないことばかりなのだろうか?」
福島第一原発事故の後に芽生えたこの疑問が、政治色・社会性の強いテーマを題材に
したことがなかった石田朝也監督がこの映画をつくるきっかけとなりました。
「私自身が原発について何も知らないという事を知っている」ことを強みに、2013年
3月から1年かけて、福島第一原発事故発生当時の内閣関係者、原発を推進してきた政
治家や逆に原発ゼロを訴える政治家、さまざまな立場の学者、被災者などにインタビ
ューし、多くの日本人が抱いている素朴な疑問を投げかけています。インタビューし
たのは、枝野幸男、福山哲郎、菅直人、下村健一、班目春樹、金子熊夫、澤田哲生、
渡部恒三、与謝野馨、村山富市、鳩山由紀夫、細川護煕、藤家洋一など(敬称略・
五十音順)など。(製作 「無知の知」製作委員会/2014年/日本/107分)
www.muchinochi.jp

【昼の部 上映のみ】(定員30名/要予約)

13:00 開場
13:30〜15:30「無知の知」上映 
参加費:1000円

【夜の部 上映+トーク】(定員30名/要予約)

16:00 開場
16:30〜18:20「無知の知」上映
18:30〜19:15 石田朝也監督トーク
参加費:1000円

【交流カフェ】(定員20名/要予約)

19:30〜20:30 石田朝也監督を囲んで交流会
参加費500円〈軽食+ワンドリンク付〉

※石田監督は現在続編を製作中のため、
万が一急な取材が入った場合には欠席となります。
その場合は、夜の部上映後は、トークの代わりに本作品の特別映像を上映、
交流カフェは参加者でディスカッションをおこないます。

石田監督参加確定!

【石田朝也監督プロフィール】

1967年静岡県出身。ESRA(パリ映像高等専門学校)卒業。
NHKドキュメンタリー番組や海外作品、合作映画に携わる。
2005年ドキュメンタリー映画『成瀬巳喜男・記憶の現場』で監督デビュー。
日本の映画史に残る監督の軌跡を交流のあった俳優やスタッフの証言を基に
3年の年月を費やして制作。国内外から高い評価を得る。『無知の知』は2作目。

会場:谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)

メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
よみせ通り、延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。
築54年の木造耐震補強民家。目印は格子戸。

■予約方法:以下いずれかの方法で予約してください。

1.申込みフォーム(昼・夜の部と交流カフェは別々にお申込みが必要です)

【昼の部 上映】http://kokucheese.com/event/index/344496/
【夜の部 上映+トーク】http://kokucheese.com/event/index/344497/
【交流カフェ】http://kokucheese.com/event/index/344498/

2.メール eigasai★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。

*件名を「月1原発映画祭申込み」として
参加者氏名(複数お申し込みの場合は全員のお名前をお書きください)、
参加内容(昼の部・夜の部・交流カフェ)を明記してください。

3.電話 090-1265-0097(植松)、または090-9492-0075(西川)

*交流カフェは上映会に参加される方が優先となります。
*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

■主催:月1原発映画の会

問い合わせ先  eigasai★jtgt.info ←★を@に置きかえてください。

第37回 月1原発映画祭 島田恵監督トーク

第37回 月1原発映画祭 島田恵監督トーク(2015.5.9開催)
https://youtu.be/gEya9ohjsqk

大変わかりやすく、かつ鋭く踏み込んだお話、
六ヶ所村のことや核燃料サイクル施設について知りたい方、
おさらいしたい方、ぜひご覧ください。

2015年9月13日(日) 第40回月1原発映画祭『いわきノート』上映+交流カフェ


第40回月1原発映画祭『いわきノート』上映+交流カフェ


日時:2015年9月13日(日)
昼の部14:00〜/夜の部17:00〜(開場は各30分前)
交流カフェ19:30〜

【映画『いわきノート』】
筑波大学の学生らが福島の人々の声を世界に届けようと、震災から2年半後のい
わき市を訪れて、人びとの日常を見つめ、丹念に取材を重ねた。登場するのは農
業や漁業に携わる人、子育て中の母親たち、教師と高校生、僧侶やサーファー、
そして今なお仮設住宅で生活する人たち。市井の人びとが語る言葉といわきの情
景を大切に紡いだドキュメンタリー。
(2014年/日本/86分 http://www.geijutsu.tsukuba.ac.jp/‾cr/iwakinote/)
http://www.geijutsu.tsukuba.ac.jp/‾cr/iwakinote/
会場:
谷中の家(東京都台東区谷中3-17-11)
メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
よみせ通り、延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。

原発PR標語の看板、双葉町役場で保管 撤去方針を一転

先日の「フタバから遠く離れて第二部」上映会にゲストとしてお招きした
大沼勇治さんが原発PR標語看板撤去の反対の活動をされていました。

原発PR標語の看板の撤去方針が一転し、双葉町役場で保管されることになりました。
http://www.asahi.com/articles/ASH6K54Z2H6KUGTB00N.html

「フタバから遠く離れて第二部」上映の記事が、東京新聞に掲載

「フタバから遠く離れて第二部」上映の記事が、本日(2015年6月4日)の東京新聞朝刊したまち版に掲載されました。

東京新聞のオンライン版にも掲載されています。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20150604/CK2015060402000127.html

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