2015年5月9日(土) 第37回月1原発映画祭/交流カフェご案内

次回の月1原発映画祭は5月9日(土)に開催いたします。
上映作品は『福島 六ヶ所 未来への伝言』、
ゲストに監督の島田恵さんを迎えます。

島田恵さんはもともと写真家で、チェルノブイリ事故のあと、
核燃料サイクル施設立地をめぐって大揺れの六ヶ所村に入り、
村で起こったことをつぶさにみながら長年写真を撮り続けてこられました。
核燃施設に対する抵抗の歴史を映画として記録に残そうと、
撮影を開始されたのが2011年2月、その矢先の東日本大震災でした。
映画は福島と六ヶ所をいわば原発社会の「入り口」と「出口」として、
2つの地域でさまざまな状況に悩み苦しむ人たちの姿を描き出し、
原発と共存することの厳しさ、命の大切さを問います。
島田さんは12年間六ヶ所村に暮らした経験もあり、
その深い関わりの中で培われた視点での貴重なお話を
上映後のトークでたっぷりうかがいたいと思います。
ぜひお誘い合わせてお越しください。

今回の上映会場はいつもの谷中の家ではなく、
この4月に新装オープンした谷中防災コミュニティセンターです。
ゆったりしたスペースでご覧いただけることと思います。
終了後はお散歩がてら(徒歩10分弱)谷中の家へ移動していただいて、
交流カフェとなります。
ご参加をお待ちしています。

第37回月1原発映画祭/交流カフェ

「福島 六ヶ所 未来への伝言」上映+島田恵監督トーク

5月9日(土)13:00開場 13:30 開会

■プログラム

13:30〜15:20 『福島 六ヶ所 未来への伝言』上映
15:20〜15:30 休憩
15:30〜16:30 島田恵監督トーク
(谷中の家へ移動)
17:00〜18:30 交流カフェ

ご注意:上映と交流カフェは場所が違います。

■映画『福島 六ヶ所 未来への伝言』

福島第1原発から5キロ圏内に住み東京へ避難した家族、郡山市で14代続く農
家、東京で暮らす六ヶ所村出身の女性、六ヶ所村で漁業を生業とする一家など、
放射能に翻弄(ほんろう)され、苦しめられる人びとの切実な姿をとらえたド
キュメンタリー。原発事故が起きた福島、核燃サイクル事業が進む青森県六ケ所
村という原子力施設を抱える地域で暮らす人々を見つめ、彼らの生活と苦悩を通
して、放射能という負の遺産を増やし続けることの責任を問う。
公式サイト http://rokkashomirai.com/
(監督・島田恵/音楽・加藤登紀子/105分/2013年2月公開)

■監督プロフィール

島田 恵(しまだ けい)
1959年東京生まれ。写真雑誌社、スタジオ写真などを経てフリーの写真家に。
1986年のチェルノブイリ原発事故後初めて六ヶ所村を訪れ、核燃問題で揺れる村
に衝撃を受け、取材を始める。1990年から2002年までは六ヶ所村に在住。
あらたに映像分野で核燃問題を伝えようと、2011年から映画制作に乗り出す。
第7回平和・共同ジャーナリスト基金賞受賞。著書に「いのちと核燃と六ヶ所
村」(八月書館)、写真集「六ヶ所村 核燃基地のある村と人々」(高文研)。
監督第2作として『チャルカ〜未来を紡ぐ糸車』を制作中。

■【第1部 上映とトーク】

・参加費:資料代として300円+カンパ500円〜をお願いします。
・定員:50名(要予約)
・会場:谷中防災コミュニティセンター1F集会室
 (東京都台東区谷中5-6-5)
  JR日暮里駅 徒歩8分、東京メトロ(千代田線)千駄木駅 徒歩6分
  https://www.city.taito.lg.jp/index/shisetsu/kuminkan/01575392.html

■【第2部 交流カフェ】

・参加費:500円(1ドリンク+軽食付き)
・定員:20名(要予約、第1部に参加の方を優先します)
・会場:谷中の家
 (東京都台東区谷中3-17-11)
  メトロ千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日暮里下車徒歩7分。
  よみせ通り、延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側。
  築54年の木造耐震補強民家。目印は格子戸。
  谷中の家:地図

■予約方法

1.申込みフォーム

【第1部 上映+トーク】http://kokucheese.com/event/index/286104/
【第2部 交流カフェ】http://kokucheese.com/event/index/286105/

第1部と第2部の両方に参加される方は、上記のフォームの両方に申込をお願いします。

2.メール

eigasai★jtgt.info ←★を@に置き換えてください。
*件名を「月1原発映画祭申込み」として
参加者氏名(複数お申し込みの場合は全員のお名前をお書きください)、
参加内容(第1部・第2部)を明記してください。

3.電話

・090-1265-0097(植松)、または090-9492-0075(西川)

*キャンセルされる場合は必ず事前にご連絡ください。

■主催:月1原発映画の会
(地域から未来をつくる・ひがし広場内)
*今回より主催者名称を変更しました。


次回予告
6月13日(土)
「フタバから遠く離れて 第二章」上映
ゲスト:金子勝さん(経済学者)、舩橋淳監督乞うご期待!

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