2015年5月30日(土) 公共哲学を学ぶ会 連続講演会~日本の進路を考える~第2回

安全保障関連法案の審議が始まりました。
しかし、安倍首相ら閣僚が、あいまいな言葉を使い、逃げに終始するので、議論が深まったとは到底言える状況ではありません。
このままでは、また、強行採決による議決という事態ならざるを得ない状況です。
本来国会における憲法に抵触する恐れのある法案の審議は、どうあるべきか、しっかり勉強しておく必要があります。高見教授のお話は、この問題にピッタリです。

友人・知人をお誘いして、ご参加ください。添付のファイルも利用して、転送・転載などにより、多くの方にお知らせください。

早めに来て、準備をお手伝いいただける方は、関根(090-9146-6667)までご連絡ください。
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        公共哲学を学ぶ会 連続講演会
        ~日本の進路を考える~第2回

【日時】2015年5月30日(土) 14:00~16:30
【場所】上智大学 11号館 4F  411教室
    〒102-8554 千代田区紀尾井町7-1(JR中央線、東京メトロ丸ノ内
            線・南北線/四ッ谷駅 麹町口・赤坂口から徒歩7分)
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya
     
【講師】高見 勝利 さん 上智大学 法科大学院 教授

              講師からひとこと
 
 集団的自衛権行使容認の閣議決定(2014年7月1日)を具体化した法案がいよいよ国会に提出され、審議される運びとなっている。上記閣議決定については、その直後から、憲法9条の枠内にどどまる「合憲」の措置だとする見解に対して、それはもやは同条の枠内では説明できず、その枠を超える「違憲」の措置だとする見解が対置され、現在に至るまで百家争鳴の観を呈している。
 このいわば国論を二分する見解は、これから国会で上記法案が衆参両院で可決され成立するまで、その審議の過程を通じて改めて再現されることになろう。
 本講演では、政府が「合憲」だとして提出した法案について、裁判所ならぬ国会が、また裁判官ならぬ国会議員が、憲法上、いかなる根拠にもとづいて、また、どこに焦点を当て、どのようにして当該法案の合憲性を審査すべきか、さらに、そもそも国会が違憲審査を行うには如何なる制度・手続を整備すべきか、お隣の永田町で行われている上記法案の国会での審議状況を睨みながら皆さんと一緒に考えてみることにしたい。

【講師略歴】
 東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、法学博士。
 九州大学法学部教授、北海道大学法学部教授、国立国会図書館
 専門調査委員等を経て現職

【主要著書】
 『政治の混迷と憲法』(岩波書店、2012年)、
 『現代日本の議会政と憲法』(岩波書店、2008年)ほか。

【参加費】1,000円(学生・障害のある人 500円)
      ☆どなたでも参加できます。事前申込は、不要です。

       終了後に、講師を囲んで懇親会を予定しています。
       (各自が飲食された分をお支払いいただきます。)

【主 催】ベグライテン ・ ミシュカの森 ・ (社)命・地球・平和産業協会

【共 催】 上智大学哲学科

【問合せ】090-9146-6667(関根)、ANA71805☆nifty.com(入江)、←☆を@に置きかえてください。
      lepia999inochi☆softbank.ne.jp(渡辺) ←☆を@に置きかえてください。

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