2022年4月24日(日) 永山則夫が残したものin赤羽・青猫書房

今年は永山則夫が処刑されて25年になります。

◎本日は、いのちのギャラリーとしての今年1年間の企画
4月24日日曜 第2回プリズンアカデミー・カフェのご案内です。

仲間を殺すな!殺させるな!
死刑制度の廃止に向けて
死刑と司法を考えよう

以下拡散歓迎です。
ご都合がつきましたら、どうぞ、お出かけください。

ご予約お待ちしています^^

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プリズンアカデミー・カフェin赤羽
死刑と司法を考える
第2回のご案内です。

4/24 (日)13:30~16:00永山則夫が残したものin赤羽・青猫書房
プリズンアカデミー・カフェ 2022年 死刑と司法を考えようPART Ⅱ

テーマ: 少年事件厳罰化に抗して

ゲスト: 野口善國さん (弁護士・神戸少年事件主任弁護人・元刑務官) 

日時:2022年4月24日(日)13:00受付。13:30~16:00

野口善國さん  http://noguchi-lo.jp/profile.php

「私は「非行少年」と呼ばれる子どもたちに接してきて、その可能性にいつも驚かされ、勇気づけられてきました」主な著書『それでも少年を罰しますか』『歌を忘れたカナリアたち』(共同通信社)『親をせめるな』教育史料出版会

今回のゲストは、神戸から迎えます。2000年の少年法「改正」(刑罰年齢の引き下げ)の遠因となり、永山則夫の処刑に関連があったのではと言われた1997年神戸市須磨区で起こった14歳の少年による殺傷事件の容疑者A君の弁護団長も務めた野口さん。

 大学時代から「非行少年」問題に関わり少年審判判事になりたくて司法試験受験したが失敗。法務省矯正局事務官に。刑務官として死刑執行の現場も経験した経歴も。今日まで一貫して少年事件への厳罰化に抗する世論喚起、少年弁護・支援活動に専念。現在の少年法の動向にも触れたお話の予定です。

どうぞ、貴重な機会をご一緒ください。

会場:子どもの本「青猫書房」カフェコーナー https://aoneko-shobou.jp/info.html
   住所 〒115-0045 東京都北区赤羽2-28-8 TimberHouse 1F
   電話番号 03-3901-4080
JR赤羽駅:北改札、東口から10分。東京メトロ南北線 赤羽岩淵駅:1番出口から徒歩10

地図:添付ファイルのチラシにもあります。 https://aoneko-shobou.jp/info.html
参加(要申込):1000円+1ドリンク(400~450円)

主催: いのちのギャラリー
共催:監獄人権センター/アムネスティインターナショナル日本・死刑廃止チー(東京)

問合せ・申込:(090-9333-8807 市原)
Twitter:いのちのギャラリー・永山則夫が残したもの https://twitter.com/InochinoG

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《今後の予定と報告》
☆プリズンアカデミー・カフェin赤羽は、
年間を通して2ヵ月に1回、最後の日曜日に開催予定です。

4月以降の予定日時と会場
第3回 6月26日 午後1時半~4時 in赤羽・青猫書房、テーマ・ゲスト未定
第4回 8月28日 同
第5回 10月30日 同
第6回 12月25日 同

★番外編
慰霊ツア+祈りの集い
雑司ヶ谷獄中死者の慰霊所の鍵 開けて!
2回目。お盆の前に?宗教者とともに。いつ頃?相談します。

☆第7回 永山則夫が残したものin青猫書房
展示期間、決定! 10月12日(水)~11月7日(月) 
テーマ・トークゲスト 未定

昨年は『無知の涙』刊行から50年の節目で、多くの紹介記事や関連した出版、イベント・集いも相次ぎ、秋には本人の新刊単行本『永山則夫 法廷調書』も出版されました。

今年は、3年目に入ったのコロナ規制下で噴出した世相が永山則夫を再照射しているかのようで、新しく出版の企画、小説短編集『木橋』(文庫版)の増刷決定、オンライン講座の企画なども連絡を頂き、永山を主人公とする芝居「サヨナフ」の再上演もありました。

★昨年11月に開催したいのちのギャラリーの企画
「永山則夫と尾崎豊~2人は炭鉱のカナリアだったのか~」に
関連してNHKTVの放送が4月12日の朝。ありました。
「おはよう日本」5時台と6時台の2回放送。
「尾崎豊さん没後30年
歌に込めた「平和」「反戦」」

放送の概要
没後30年を記念した尾崎豊展での若者へのインタビュー「僕らにも共感できる部分がすごくあるので。30年前の言葉で今も共感できるのは凄い。」少年時代朝霞自衛隊基地前に移住したこと。11月のゲスト大久保青志さんのインタビューは飛び降りちゃった舞台日比谷野外音楽堂「80年以降 核戦争の脅威が世界中を覆っていた」。その舞台で歌った反核の歌core「平和な時代に 反戦・反核 なにになるの・・」最後はチェルノブイリ原発事故を歌ったcookie演奏の動画と尾崎がこだわった言葉の証言「ただ声高に反戦を叫ぶのではなく。伝えたい。愛・・」ぎゅっと詰まった6分?でした。
尾崎豊さんへの評価に新たな視点が位置づけられたかな~。
番組担当者を励ます意味で応援といつかまとめて放送をの電話などを呼び掛けています。

永山は19歳で殺人者。
尾崎は21歳で覚せい剤使用者。
一度貼られたレッテル

切り捨てた社会の眼差し問うた社会学者
4月12日 見田宗介さん(社会学、『まなざしの地獄』)が逝去の報道。
永山と出会い、支え、励ました人々の訃報が続いています。

2月26日(?)には、井垣康弘さん(弁護士。神戸少年事件審判判事)が逝去。
2021年12月、瀬戸内寂聴さん(作家、永山則夫支援して『無知の涙』出版に尽力

心からお悔やみ申します。
殺すなかれ!殺すなかれ!(瀬戸内さん)
私ならば永山を少年院に送っていただろう(井垣さん)

罪を犯した人も変わる!
その前に事件の背景と国家、社会の責任は?
少年の、本人の心の声は聞こえたか?

◎今回のゲスト野口善國さんの話は貴重な機会となりそうです。ご期待ください。

少年事件厳罰化と死刑に反対して少年事件の弁護と更生自立支援,講演活動に多忙な日々を神戸から駆けつけてくださいます。ぜひご一緒に。

☆永山子ども基金
今夏の「Nから子どもたちへ ペルーの子どもたちへ」
 チャリティ・トーク&コンサート in早稲田奉仕園
2022年7月30日(土)に決定

☆情報発信はTwitterで更新しています。
一緒に、企画・イベントの提案、作業などしませんか?
いのちのギャラリーの会員、ボランティア・スタッフも募集しています。
市原までご連絡ください~

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どうぞ、ご参加ください。
拡散大歓迎です。
よろしくお願いいたします。

温度差の激しい日々が続いています。
くれぐれもご自愛ください。
2022年4月14日市原みちえ

第1回と番外編お彼岸ツアーが終わりました。
報告:
プリズンアカデミー・カフェ第1回
ゲスト:坂本敏夫さん
「拘置所と刑務所」
参加:24名

【番外編】
☆お散歩ツアー「春のお彼岸参りとお花見」
日時:   3月20日(日)午後1~2:30
コース:  
◎法務省・東京拘置所所管 刑死者・獄死者供養碑、霊安堂の周辺で、お参りとお花見。設立、移動の経緯など調査中間報告をして、献花とお水で黙とう。(写真添付)
+都営雑司ヶ谷墓地内、羽仁五郎(日本で最初の死刑廃止法案議員提案者の一人)などの墓地見学と慰霊
参加:20名

主催:いのちのギャラリー(090-9333-8807 市原)
協賛: アムネスティインターナショナル日本・死刑廃止ネット(東京)
追記
4月10日刊行の「市民の意見30」が
「死刑制度を廃止すべき」をテーマに特集あり。
森達也さん。町田伸一弁護士とともに市原も投稿させてもらいました。
「抗弁権のない者たちの死刑廃止の声 
ーーーー死刑囚永山則夫からの問い」当日4/30 販売します400円

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