2020年1月25日(土) 緊急トークセッション 「食」を支える卸売市場は誰の手に落ちていくのか?

緊急トークセッション 「食」を支える卸売市場は誰の手に落ちていくのか? 卸売市場制度破壊の経緯と行方を最強の論客が解き明かす!(東京・高円寺)

案内→ https://tinyurl.com/ss5j5pw

2020年1月25日(土)12:30開場/13:00開始
会 場:高円寺 Grain(グレイン)
    tel. 03-6383-0440
    東京都杉並区高円寺北3-22-4 U.Kビル2F
    https://grain-kouenji.jp
参加費:500円+ドリンク代(400円)
    *入場は先着順、前売や予約はありません。

企画・主催:卸売市場制度を守ろう!都民連絡会
       https://note.com/zcren
問い合わせ(メールのみ):tukijifishdealer★gmail.com ←★を@に置きかえてください。

【概要】
 都議会本会議で12月18日に卸売市場条例の「改正案」が可決・成立しました。
 しかしそれは100年近くにわたり私たちの日々の食生活を流通面・価格形成面で支えてきた卸売市場の取引ルールを骨抜きにし、外資を含む大資本の無制限の参入を許してしまうものです。
 果たして卸売市場制度はどのように破壊されてしまうのでしょうか?
 首相官邸直結の規制改革推進会議と未来投資会議の先導で進められる多国籍企業による土地・水・種子・漁業資源等の独占に道を開く規制緩和、それと同時に進行する卸売市場制度の解体で、大資本や外資による食料流通の独占と価格決定権の支配もが可能になり、生産地でも消費地でも「地域経済の流通基盤」が破壊されていきます。
 東京都卸売市場取引業務運営協議会・会長代理を務めた藤島廣二氏は農業経済・市場流通の専門家の立場から都の行う卸売市場条例改定の進め方と制度破壊を厳しく批判、“仲卸潰し”の制度改悪を営業権剥奪と批判する熊本一規氏と卸売市場の現場から問題を掘り下げる菅原邦昭氏が加わり、始まる、最強のトークセッション!

【登壇者】
 藤島廣二(東京聖栄大学健康栄養学部客員教授、東京農業大学名誉教授)
 熊本一規(明治学院大学名誉教授)
 菅原邦昭(仙台中央卸売市場水産物卸協同組合事務局長)

【登壇者プロフィール】
藤島廣二(ふじしま・ひろじ)
 1949年埼玉県生まれ。
 72年北海道大学農学部農業経済学科卒。
 同大学院農学研究科農業経済学専攻博士課程で農学博士取得(博士論文は『卸売市場流通の現段階と展開方向−青果物流通・市場を対象に−』)。
 80年から農林水産省の研究所で研究員を務め、96年に東京農業大学農学部教授に着任。
 2014年から東京聖栄大学健康栄養学部食品学科客員教授(常勤)。
 食料農業経済と食品流通システムの研究者。

熊本一規(くまもと・かずき)
 1949年佐賀県生まれ。
 73年東京大学工学部都市工学科卒。
 80年東京大学工系大学院博士課程修了(工学博士)。
 87年に明治学院大学教授に着任し、2018年から同大学名誉教授。
 共同体の権利(入会権、漁業権、水利権等)、埋立問題、脱原発、ごみリサイクル問題等を研究し、鹿児島県志布志湾開発計画に反対する住民運動に関わったのを機に、全国各地の埋立・ダム・原発計画をめぐる住民運動にコミットしている。

菅原邦昭(すがわら・くにあき)
 仙台中央卸売市場水産物卸協同組合事務局長。
 2018年の卸売市場法「改正」法案に関する国会参考人。
 卸売市場の現場で卸売市場制度を研究。

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