2018年12月7日(金) 世界の暮らしと選挙 Vol.2 「スウェーデンの選挙」

世界の暮らしと選挙 Vol.2 「スウェーデンの選挙」

 日本の選挙制度については、様々な議論があります。
 議論のあるべき方向を考えるために、今回は世界有数の福祉・平等国家であり、
より民意を反映しやすい比例代表制選挙で議員を選んでいるスウェーデンについて、
駐日大使館の担当官から、選挙をめぐる制度と事情を語っていただき、日本の暮らし、
政治と選挙を考えるヒントにします。

 スウェーデンでは、87%の投票率があっても、100%の投票を目指して、残りの13%
の人の投票を「民主主義大使」というボランティアが街中で、投票を呼びかけています。
 女性男性双方が給付つきの育児休暇を取得できるスウェーデンの福祉システムは、
スウェーデンにおける男女平等推進の中核をなしています。

世界の暮らしと選挙 Vol.2 「スウェーデンの選挙」

日 時:12月7日(金)18:30〜20:45
会 場:東京ボランティア・市民活動センター 会議室A&B
    東京都新宿区神楽河岸1-1 セントラルプラザ 10階
    アクセス→ https://www.tvac.or.jp/tvac/access.html
資料代:一般500円/学生300円/高校生以下無料

プログラム:
◆ スウェーデン事情報告(1時間20分、日本語通訳を含む)
・「スウェーデンの選挙制度とその運用の実態
  〜主権者教育、男女交互の名簿で選挙を実施する世界で最も民主的な国〜」
  スヴェン・オストベリ氏(スウェーデン大使館参事官)
   2015年の夏より政治担当参事官として、駐日スウェーデン大使館で
   2002〜2006年の駐在につづき2回目の勤務。
   2011年より2015年夏まではスウェーデン外務省の国際貿易政策局に
   てCSRとサステナブルトレード課を統括する課長補佐として活躍。
   スウェーデンのヨーテボリ大学ビジネス経済法律学部より経済学修士を取得。
・「スウェーデンの選挙制度から見た日本の選挙制度の問題点」
  田中久雄氏(「変えよう選挙制度」の会主宰)
   行政管理庁(現総務省)入庁。
   その後建設省、大蔵省、農水省、参議院事務局等を歴任し退職。
   2013年10月「変えよう選挙制度」の会を設立し、現在代表。
   選挙市民審議会委員。
◆ 討論(30分)

連絡先:選挙改革フォーラム事務局 080-5862-3570(草野)
    国際民主政治制度研究会事務局 080-5379-0424(城倉)
主 催:選挙改革フォーラム
    (日本の選挙制度をより民意の反映するものに変えるための議論の場
     として2017年創設)
     代表:坂上順夫(東京学芸大学名誉教授)
     事務局長:草野篤子(白梅学園名誉教授)
    国際民主政治制度研究会
    (国際的な民主制度を学ぶことによって、日本を民主的な国に変えて
     いくための研究会)
     代表:城倉啓
協賛・協力団体:
 一般社団法人スウェーデン社会研究所
 「変えよう選挙制度」の会
 クオーター制の実現をめざす会
 公正・平等な選挙改革にとりくむプロジェクト選挙市民審議会
 選挙検定協会TFE
 緑の党グリーンズジャパン神奈川県本部

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