2018年10月3日(水) 「供託金違憲訴訟」第9回裁判

◆「供託金違憲訴訟」第9回裁判
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【日時】2018年10月3日(水)
14:45 東京地裁前アピール
15:00 入廷行動
15:30 開廷
16:30頃 中間報告会 弁護士会館
【場所】東京地方裁判所103法廷(地下鉄丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ
関駅」A1出口から徒歩1分、有楽町線「桜田門駅」5番出口から徒歩約3分)
【主催】供託金違憲訴訟弁護団

宇都宮健児が弁護団長をつとめる「選挙供託金違憲訴訟」も、いよいよ次回は第9回目の裁判を迎えます。
選挙に立候補するためには、多額の供託金が「公選法」で規定されています。国会議員は選挙区で300万円、比例で600万円。各国と比べ、飛び抜けて高額です。収入や財産に余裕のない者は、立候補する権利を奪われている状況であり、海外では違憲判決も出されています。
このことを問題視していた宇都宮健児が弁護団長として、国を被告として提訴したのが、2016年5月27日でした。衆議院議員選挙で供託金が用意できずに立候補の機会が奪われた原告と7人の弁護団とともに、東京地方裁判所で記者会見を開きました。

これまでも 「選挙供託金違憲訴訟」は本人訴訟として、全国で提訴されてきましたが、ほとんどが、たった一度の裁判で簡単に敗訴の言い渡しでした。しかし、今回は違います。世論も高まり、選挙供託金の高さをおかしいと考える人がこの裁判期間中にも増え、すでに2年以上、8回の裁判が重ねられています。
「選挙供託金違憲訴訟を支える会」は、第2回裁判の報告会の席で、参加者からの提案でその場にて発足しました。北海道や広島からも傍聴に駆けつけてくださる支援者もあり、まさに裁判を「支える会」として重要な役割を果たしています。宇都宮健児も「裁判に来てくださる方はユニークな発想の方が多くて勉強になるね」と言っているほどです。
例えば、外国人記者クラブでの会見は、報告会での支援者か らの提案で実現しました。カナダの地方都市で出された違憲判決を現地に直接問い合わせて判決文を持参くださった方もいて、実際に弁護団の貴重な追加主張につながりました。

裁判官によりさらなる審議内容の追加要求がされるなど、裁判としては異例の展開もあり審議を深めてきた「選挙供託金違憲訴訟」ですが、いよいよ次回の裁判は、原告による本人尋問が行われます。山場を迎える裁判期日になります。そろそろ結審も見えてくる頃です。
「ぜひ、抽選になるほどの満席の傍聴をこの日、実現したい」と宇都宮健児も願っています。
どうぞ、今から日程を調整して、裁判傍聴にお越しください。お待ちしています。

「供託金違憲訴訟」第9回裁判
【日時】2018年10月3日(水)
14:45  東京地裁前アピール
15:00 入廷行動
15:30 開廷
16:30頃 中間報告会 弁護士会館
【場所】東京地方裁判所103法廷(地下鉄丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」A1出口から徒歩1分、有楽町線「桜田門駅」5番出口から徒歩約3分)
【主催】供託金違憲訴訟弁護団
※開廷時間がこれまでと異なります。ご注意ください。
※法廷の傍聴は、15:30までに東京地裁103へ直接お越しください(参加者多数の場合は先着順または抽選の可能性もあります)

また、冒頭でもお伝えした通り、間もなく署名も締切となります。
署名用紙は、選挙供託金違憲訴訟を支える会ホームページからダウンロードをお願い致します。
http://bit.ly/2OaB3Q3
さらに、ネット署名も集めています。
http://bit.ly/2OaB3Q3
署名締切は10月末日となります。こちらもよろしくお願いいたします。

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