インドの原発建設に関する署名のお願い

■「ジャイタプール原発建設計画を推進するフランス大統領のインド訪問に抗
議する国際連帯声明」

署名385名(3月10日現在)

みなさん、サインしてください(下記をクリックして、名前とメールアドレス
を入力)
http://www.dianuke.org/international-solidarity-statement-against-the-fr...
または、お名前(ローマ字)だけ書いてメールください
sdaisuke@rice.ocn.ne.jp

昨日の現地でのデモ・集会の多くの写真・動画
https://www.facebook.com/DiaNuke.org/

「ジャイタプール原発建設計画を推進するフランス大統領のインド訪問に抗議
する国際連帯声明」

この抗議声明に賛同して署名した世界中の個人および団体は、フランスのマク
ロン大統領がこのたびのインド訪問中にジャイタプール原発建設計画のための
枠組み合意に署名することに強く抗議しているインドの人々に連帯の意を表明
する。

この原発計画は、農民、漁民、女性や子どもなど、マハラシュートラ州コンカ
ン地方の数万人の人々の暮らしを破壊の危機に追いやるものである。ジャイタ
プール原発計画が実行に移されれば、165万kWのEPR(欧州加圧水型炉)が6基
立ち並ぶこととなり、世界最大の原発密集地帯となる。この計画は、いかなる
コストベネフィット分析も、安全性や社会に与える影響や原発で発電される電
力のコストなどに関する包括的な分析も、なにも行なわれないままにインド政
府によって認可されたものだ。

2008年8月の原子力供給国グループ(NSG)会合の直前に、インド政府は外交的
な支援への見返りとして、フランスから原子炉を購入すると発表した。原子力
推進勢力の幹部を含めて、インド政府はそれ以来、海外のサプライヤーの利益
に便宜を図るために、このプロジェクトを実現しなければならないと主張し続
けてきた。ジャイタプール原発計画を既成事実化したインド政府は、予定地の
コミュニティの人々による大規模で平和的な抗議行動を暴力的に弾圧し、過去
には抗議する人々を殺したり逮捕したりしてきた。また政府は、環境に関する
許可や土地取得に関して民主的に必須とされている諸手続きをめちゃくちゃに
して暴力的な茶番劇へと転化させた。いつもきまって、地元の民衆の同意は、
公聴会の際に武力で脅されながら取り付けられるのだ。

ここ数年の国際的な原子力産業の凋落、フランスの原子力規制機関による深刻
な安全性への懸念、そしてフィンランドや中国やフランスでEPR建設がコスト
的に予算を大幅に上回り、時間的にも遅延をくり返している事実。こうした事
柄にもかかわらず、ジャイタプール原発計画という強迫観念が、これまで変更
されることがなかったことは、ショッキングなことである。

元インド原子力規制委員長など独立した専門家がジャイタプール原発計画にお
ける安全性の懸念を表明しているが、インドの原子力エリートたちが完全に透
明性と説明責任を放棄してしまっていることから、こうした懸念は高まる一方
である。

皮肉なことに、マクロン大統領は3月11日にインドを訪問しようとしている。
この日は、福島第一原発事故から7年目にあたる日である。日本では福島原発
事故によって今も数万人の人々が避難を強いられ続けているが、電力会社も日
本政府も彼らに対する支援からいかに手を引くかを考えることに躍起になって
いる。福島事故は、原子力技術が本来的に危険なものであること、原発事故は
克服不可能なものであり、その結果は決して消し去ることのできないものであ
ることを明らかにした。

私たちは、インド政府に対して、福島原発事故から教訓を学び取り、危険な原
発を自国の人々に押しつけることをやめるべきであると訴える。EPRの悲惨な
財政的失敗と否定のしようもない安全上のリスクにもかかわらず、ジャイタプー
ル原発計画を推し進めようとするフランスの原子力産業による、冷淡な儲け至
上主義に対して私たちの苦悶の思いを突きつけたい。

フランスの大統領はインド訪問中に自身の自叙伝を発表するという。その中で
彼は、インドとマハトマ・ガンジーに対する愛を綴っている。私たちはマクロ
ン氏に対して、繊細な自然環境と基本的な人権を守るためにジャイタプールに
おいてこの10年間行なわれてきた非暴力の抗議行動に対して耳を傾けるよう強
く要求する。

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> NNAFJおしらせ(拡散希望・重複ご容赦)

■署名「原発輸出に公的資金を使わないでください」

日立の子会社であるホライズン・ニュークリア・パワーが、イギリス・ウェー
ルズでウィルヴァ・ニューイッド原発建設計画を進めています。このプロジェ
クトには政府が100%出資する国際協力銀行による融資や、日本貿易保険によ
る付保が検討されていると報道されています。国民にリスクを転嫁し、また東
電福島第一事故が収束しない中、原発輸出をすすめることは、倫理的にも社会
的にも許されません。現地でも反対の声が上がっています。緊急署名に是非ご
協力ください! ※呼びかけ:FoE Japan

個人署名はこちらから→ https://goo.gl/hCGH5K
団体署名はこちらから→ https://goo.gl/pyG6yB
紙の署名用紙はこちらから→
http://www.foejapan.org/energy/export/pdf/petition_stop_wylfa_JP.pdf

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●中嶌哲演さん、3/12〜14、抗議の断食「今なぜ大飯原発再稼働?!」
私たちも関電本社前に! 10時〜18時です(水戸喜世子)

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●第3回反核世界社会フォーラムラム(パリ) / COP23対抗アクション(ボン)
参加報告

「核兵器も原発もいらない、気候を変えるな、システムを変えよう! 」

☆報告:寺本勉さん(CATTAC関西グループ)
「反核フォーラムが興味深いのは、これまで一緒に行動することがほとんどな
かった軍事核への反対運動と、原子力の民生利用に対するさまざまな反対運動
の世界各地の市民たちを、同じ場所に集めたことだ」
COP23の対抗アクションとしては、民衆気候サミット、自然の権利国際法廷、
11月4日と11日の大きなデモ、石炭火力発電に反対する行動などが行われた。
「核エネルギーは気候変動の解決策ではない」というスローガンが参加者から
語られ、先住民の代表を中心に、いわゆる先進国による「核植民地主義」や
「資源略奪主義」を告発するメッセージが多かった。

3月17日(土)午後6〜8時
エルおさか 504(京阪 /地下鉄谷町線・天満橋車、徒歩5分)
参加費:資料代として 500 円
主催:「反核世界社会フォーラム/COP23対抗アクション参加報告会」実行委員
会(よびかけ:ATTAC関西グループ)
協力:ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン
連絡先:090-4280-3952(喜多幡)

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●日立の原発輸出を納税者負担で!?
〜イギリス ウィルヴァー・ニューイッド原発でゆれる小さな島の住民たちは…
報告:深草亜悠美/FoE Japan

 日立製作所の子会社がイギリスで原発事業を計画しています。日本の銀行の
要求で、日本政府100%出資の日本貿易保険による融資補償がつけられること
も報じられています。  地元の脱原発団体のディランさんは「原発は危険で、
健康や環境を脅かすものだと思っています。また建設には莫大なコストがかか
ることから公的資金の投入なしにはプロジェクトは進まないでしょう」と話し
ました。 現地調査を踏まえた報告会を開催します。みなさん、ぜひご参加く
ださい。

韓国調査報告もあり「ムン・ジェイン大統領の脱原発方針」報告:満田夏花

4月7日(土)18:00〜20:30(17:45開場)
大阪市総合生涯学習センター 第5研修室(大阪駅前第2ビル5F) 参加費:800円

共催:国際環境NGO FoE Japan 、ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパ

協賛:グリーン・アクション、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会

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★ノーニュークス・アジアフォーラム通信150号
(2月20日発行、B5-32p)もくじ

・大飯原発3・4号機再稼働差し止め仮処分を申し立てました(児玉正人)
・トルコ、シノップ原発:公聴会で警察が市民を排除(森山拓也)
http://nonukesasiaforum.org/japan/archives/1027
・シノップ原発の公聴会は市民を排除(プナール・デミルジャン)
http://nonukesasiaforum.org/japan/archives/1040
・ウエスチングハウス幹部のインド訪問とコバーダ原発建設計画復活に反対す
る声明
(国際署名)
http://nonukesasiaforum.org/japan/archives/1036
・コバーダで村人は強制移住させられる(ラクシャ・クマール)
・チュッカ原発計画に反対して、立ち退きを迫られる人々が地方選挙をボイコッ

・マレーシアで1980年代に発生したARE事件の現状報告:現在も継続中の深刻
な放射能汚染(和田喜彦)
http://nonukesasiaforum.org/japan/archives/1045
・南オーストラリアの人々は核廃棄物を拒否する!
・イギリスへの原発輸出 ー 現地住民の声(深草あゆみ)
・ムン・ジェイン大統領の脱原発政策と人々の力(満田夏花)
・使用済み核燃料問題「再公論化」にどう対応するか(高野聡)
・5か国の仲間たちと「福島の教訓をどう伝えるか」戦略会議を開催(藤岡恵
美子)
・何で埼玉県議会が「再稼働推進意見書」を決議?(菅井益郎)
・原子力規制委員会・更田委員長のトリチウム水海洋放出発言に抗議しトリチ
ウム水の安全な保管を求める要請書(脱原発福島ネットワークほか144団体)
・平昌五輪を機に米朝における軍事演習の停止と対話、平和協定の実現を求め
る(89団体)

年6回発行です。購読料(年2000円)
見本誌を無料で送ります。事務局へ連絡ください
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ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン
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