2017年12月2日(土) 『ロシア革命の再審と社会主義』をめぐる討論会「歴史から何を学ぶか」

『ロシア革命の再審と社会主義』をめぐる討論会「歴史から何を学ぶか」

  1917年のロシア革命は現代の世界に何をもたらしたのか。
 その崩壊は何を意味しているのか。
 「社会主義とは無縁だ」などと切り捨てることでは、プラスもマイナスも混濁しながら複雑に展開される歴史から学ぶことはできません。
 ロシア革命の成果は何であり、誤りと悲劇はなぜ起きたのか、を明らかにすることこそが求められています。
 マルクス主義の責任も問われなくてははなりません。

 村岡到編『ロシア革命の再審と社会主義』では5人の論者がロシア革命とソ連邦の崩壊について異なる視点から興味ぶかい論点を解明・提示しています。
 これまでのロシア革命論を超えて、宗教、農業、生産物の分配、崩壊直後の労働者の現状が明らかにされています。
 討論でさらに深めたいと思います。

 近年「古儀式派」を浮上させて、ロシア革命に新しい光を当てた下斗米伸夫さんと長くソ連邦研究をされてきた岡田進さんに報告していただき、討論を深めたいと思います。
 (参加者には村岡到著『貧者の一答』(ロゴス)を進呈します。)

『ロシア革命の再審と社会主義』をめぐる討論会「歴史から何を学ぶか」
日 時:12月2日(土)午後1時~
場 所:明治大学リバティタワー7階 1073教室
    御茶ノ水駅 3分
    地図→ http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
資料代:1000円
報 告:下斗米伸夫さん(法政大学教授)
      岡田 進さん(東京外語大学名誉教授)
司 会:西川伸一さん(明治大学教授)
主 催:ロゴス
協 賛:友愛政治塾

村岡到編『ロシア革命の再審と社会主義』
186頁 定価:1800円+税 ロゴス
ロシア革命と宗教-古儀式派の存在   下斗米伸夫
十月革命100年とロシア農民の運命  岡田進
販売競争から獲得をめぐる闘争へ    森岡真史
ソ連邦の崩壊後の労働組合運動     佐藤和之
社会主義実現の困難性         村岡到
村岡到『ソ連邦の崩壊と社会主義』への書評
 佐藤和之 西川伸一 斉藤日出治 児島宏子 岡田進 森岡真史
書評 ロシア革命論・ソ連邦史に新地平-下斗米伸夫『ソビエト連邦史』 村岡到

Theme by Danetsoft and Danang Probo Sayekti inspired by Maksimer