2016年9月29日(木) 第81回 VIDEO ACT! 上映会 ~学生が見つめた地域医療と公害~
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■ 第81回 VIDEO ACT! 上映会 ~学生が見つめた地域医療と公害~ ■
上映作品
『たった一人のお医者さん ~地域医療の現場から~』
2015年/19分/企画・演出:新行希望 法政大学社会学部水島宏明ゼミ
『埋もれた時限爆弾~さいたまアスベスト被害』
2016年/36分/制作 : 武蔵大学社会学部2年 永田浩三ゼミ
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2016年9月29日(木)19時より
誰もが、映像制作をできるようになって久しい。
大学のゼミでも、様々な映像作品が作られ、鋭い視線で社会を見つめる
作品も作られている。今回は、学外では見られる機会の少ない
大学生の作品2本を併映する。
上映後、制作者・関係者を交えたトーク&ディスカッション有(予定)。
【上映作品】
『たった一人のお医者さん ~地域医療の現場から~』
2015年/19分/企画・演出:新行希望 法政大学社会学部水島宏明ゼミ
■解説
人口420人のうち約半分が高齢者という、和歌山県中部に位置する
日高川町の山間部、寒川地区。そんな限界集落にあるたったひとつの
診療所に勤める、たったひとりの気さくな女性医師が主人公のドキュメンタリー。
「この症状やったらここでは見れやんわ。大きい病院行ってもらおか」
「嫌や遠いもん」というような、主人公と患者の診察中のやりとりが微笑ましい。
地域医療の限界や過疎化をテーマに、地方の厳しさを訴えつつも、
そんななかでも笑顔で暮らす、田舎ならではの人の魅力を描いた作品だ。
『埋もれた時限爆弾~さいたまアスベスト被害』
2016年/36分/制作 : 武蔵大学社会学部2年 永田浩三ゼミ
■解説
「久保田ショック」から10年。全国各地でアスベスト被害をめぐる
裁判が始まっている。埼玉県に住む松島恵一さん一家は、
2010年、母・かつ子さんを突然亡くした。かつ子さんはアスベスト
製品をつくる工場内の社宅に暮していた。1枚の写真が残っている。
1962年、アスベスト管の山の横を花嫁姿を見にまとい結婚式場に
向かうかつ子さん。48年後アスベストは牙をむき、中皮腫発症から
2ヶ月でかつ子さんは亡くなった。いま埼玉では工場周辺で中皮腫の
患者が次々見つかっている。学生たちは事実掘り起こしの過程を記録した。
■日時
2016年9月29日(木)
18時30分/開場 19時/開始
終了予定時刻 20時50分
■上映会告知ブログ
http://videoact.seesaa.net/article/441478606.html
■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分
■参加費:500円(介助者は無料・予約不要)
■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei★videoact.jp ←★を@に置きかえてください。
(電話:045-228-7996 [ローポジション気付] )
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