2016年7月16日(土) 第32回被ばく学習会

みなさま、
第31回被ばく学習会6月28日 講師おしどりマコ・ケンさんは
おかげさまで大盛会のうちに終了しました。
https://www.facebook.com/antihibaku/posts/492145990985067

今日は、第32回被ばく学習会のお報せです。
講師の大隈(おおくま)さんはまだ30代の基礎医学研究者です。

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7/16(土)午後 昆布を食べてるから甲状腺がんにならないっ てホント?
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福島県の甲状腺検査では、甲状腺がん「悪性ないし悪性疑い」が173人に達し
ています(※ 1)。およそ2,000人に1人、すなわち100万人に500人の割合です。
疫学的にみれば通常の20〜50倍の多発です。多発の現実は福島県県民健康調査
検討委員会も認めています。
(※ 1)6月6日第23回福島県県民健康調査検討委員会での甲状腺検査の報告、

巡目と二巡めの合計

こうした現実と原発事故による放射線の影響を、御用任務を担った学者さ
んたちは様々な理由をつけて認めようとしません。いわく、①過剰診断かス
クリーニング効果に違いない、 ②福島での被ばく線量はチェルノブイリに比べ
て圧倒的に低い、 ③福島ではチェルノブイリのように事故時5歳以下の子ども
たちがひとりも発症していない(※ 2)、そして ④日本の子どもたちは普段か
らコンブやワカメを食べて自然のヨウ素を十分に摂取しているので、甲状腺を放射
性ヨウ素からガードしている。といった主張です。
(※ 2)6月6日第23回福島県県民健康調査検討委員会にて、311事故時5歳の
男児1人が甲状腺がんであることが報告され、この ③の論拠はくずれました

学習会では、三重大学の基礎医学研究者である大隈貞嗣さんをお招きして、 ④
の論争点にスポットをあて、放射性ヨウ素はなぜ甲状腺に取り込まれるか、甲
状腺がんになるまでの仕組みを勉強しなおしたいと思います。あわせて、そもそ
も人はどのようにしてがんになるのかも、おさらいします。

大隈貞嗣さん:三重大学医学系研究科 生化学講座 助教。生化学、分子生物学
および基礎医学の教育研究に従事。

チラシ:
http://twitdoc.com/upload/ni0615/716-10.pdf
ホームページ:
https://www.facebook.com/antihibaku/posts/491357844397215
レーバーネット:
http://www.labornetjp.org/EventItem/1467062134518staff01

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7月16日(土) 第32回被ばく学習会
昆布を食べてるから甲状腺がんにならないってホント?
~放射性ヨウ素と甲状腺がん~
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文京区アカデミー茗台(めいだい)学習室B
13:00開場 13:15〜17:00
地下鉄丸の内線「茗荷谷」駅下車、「春日通り」改札を出て右、春日通りを右
折歩8分、茗台中学校と同じビル、隣の入口、エレベーターで7階へ

参加費:800円(学割あり)
要申込み:先着45名
申込先:anti-hibaku★ab.auone-net.jp ←★を@に置きかえてください。
090-3577-4844 温品(ぬくしな)惇一

学習会のあと茗荷谷駅前で懇親会を開きます。申し込みの際、懇親会の出欠も
付記してください。

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