2022年7月5日(火) 第112回 VIDEO ACT! 上映会 ~AIが上司?フードデリバリーの現状~ 上映作品『プラットフォームビジネス 「自由な働き方」の罠』

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■ 第112回 VIDEO ACT! 上映会 ~AIが上司?フードデリバリーの現状~
上映作品『プラットフォームビジネス 「自由な働き方」の罠』
http://www.videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/
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■2022年7月5日(火)19時より

GAFAはじめグローバル企業が提供する「プラットフォームビジネス」は、
コロナ禍でますます成長し、私たちの消費スタイルや働き方も変わりました。
「ウーバーイーツ」に代表されるフードデリバリー・サービスでは、
配達員はスマホひとつで「好きな時間に、自由に働ける」とされています。
しかし、そこでの働き方は本当に自由で公正なのでしょうか?

■上映作品
『プラットフォームビジネス 「自由な働き方」の罠』(2022年/35分)
監修:川上資人
監督:土屋トカチ
企画・プロデュース:内田聖子
出演:水谷章(仮名)/土屋俊明/富岡金悟/川上資人/Diogenes Carrasco/土屋トカチ
ナレーター:鶴見ゆき
イラスト:ますだたいじ
撮影・編集・選曲:土屋トカチ
撮影:常田高志/山口勝則
整音:常田高志
主題歌:「心百景」BLUE STRAGHT (MUNAJIRO RECORDS)
英語翻訳:Unfiltered(松元ちえ・Kimberly Hughes)
記事提供:中日新聞社
取材協力:ウーバーイーツユニオン/国際運輸労連(ITF)/交通の安全と労働を考える市民会議/韓国・ライダーズユニオン/パルシック
助成:オープン・ソサエティ財団(OSF)
制作:アジア太平洋資料センター(PARC)

■作品解説
インターネットでの買い物や決済、SNSでのコミュニケーションが当たり前となった私たちの暮らし。
新型コロナウイルスの感染拡大は、テレワークや遠隔授業の必要性を高め、IT技術の利用を一層加速させました。

そんな中、ウーバーイーツに代表されるフードデリバリー・サービスも拡大しています。
「プラットフォーム企業」が運営するこの新たなビジネスでは、アプリ一つで飲食店と顧客、
配達員をマッチングさせ、「誰でも、好きな時間に、自由に働ける」とされています。
日本での配達員は約10万人と言われますが、配達員はウーバーと「アプリ使用」契約を交わすだけで、
「個人事業主」として配達を請け負います。そのため、事故に遭っても会社負担の労災保険はなく、
また配達依頼や報酬の基準、さらには飲食店や顧客からの「評価」の内容などを配達員は十分に知ることも、
会社と協議することもできません。

欧州を中心とする海外ではこれら配達員の「労働者性」が裁判でも認められ、
事故の際の社会保障や労働組合と企業の団体交渉などが認められるようになってきました。

日本でも、配達員たちがウーバーイーツユニオンを結成し、会社側へ報酬や評価に関する情報の透明性や、
団体交渉を求める動きが始まっています。作品では、ウーバーイーツの配達員やユニオンの取材を通して、
「自由な働き方」がはらむ問題点を提起します。

■予告編
『プラットフォームビジネス 「自由な働き方」の罠』
https://youtu.be/LdOaigdiz10

■日時
2022年7月5日(火)
18時30分/開場 19時/開始
上映後、監督の土屋トカチさんを交えたトーク&ディスカッションを予定。

■上映会場
東京ボランティア・市民活動センター(03-3235-1171)
東京・飯田橋セントラルプラザ10階
東京都新宿区神楽河岸1-1
JR中央線・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分

■参加費
500円(介助者は無料/予約必須)

■予約方法
参加希望の方は、上映会前日の7月4日(月)19時までに
下記へ「お名前」「参加人数」「連絡先」をお伝えください。
→Eメール:jyouei★videoact.jp ←★を@に置きかえてください。
→電話:045-228-7996(ローポジション気付)

■上映会告知ブログ
http://videoact.seesaa.net/article/488396198.html

■問合せ:ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei★videoact.jp ←★を@に置きかえてください。

以上です。

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