2020年12月14日(月) ピープルズプラン2020 公開ウェブセミナー> 第1回 90年代以降のNGOと社会運動をピープルの視点から見つめ直す

<ピープルズプラン2020 公開ウェブセミナー>
第1回 90年代以降のNGOと社会運動をピープルの視点から見つめ直す

2020年12月14日(月)18:30~21:00
zoomウェブセミナー
<定員100名・参加無料>

 東西冷戦終結後の1990年代、国連は開発・環境・人権などに関わる様々な国際会議を打ち出していきます。そこではNGOが重要なアクターと見なされ、「政府とNGOとのパートナーシップ」が唱えられるようになっていきました。国連の打ち出す「開発」は経済開発から社会開発や人間開発、そして持続可能な開発へと重心を移し、21世紀に入るとMDGs、そしてSDGsと世界共通の開発目標を掲げるようになります。
 一方、経済のグローバリゼーションが加速化していく中、90年代末以降、WTO閣僚会議を破綻に追い込んだシアトルの闘いや、その後の世界社会フォーラムなどグローバル経済のあり方に異議を唱える社会運動が世界規模で広がっていきました。
 冷戦構造が崩れていくさなかに、それまでの社会運動の枠組みを超えて<ピープルによる希望の連合>を打ち出したピープルズプラン21世紀の「水俣宣言」などを手がかりに、90年代以降の国連、NGO、そして社会運動のあり方について、ピープル(人びと)の視点から検証します。

■スピーカー
谷山 博史(たにやま ひろし)さん
 日本国際ボランティアセンター(JVC)顧問。日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-Net)顧問。市民社会スペースNGOアクションネットワーク(NANCiS)コーディネーター。1986年からJVCのスタッフとしてタイ・カンボジア国境の難民キャンプで活動するのを皮切りに、タイ、ラオス、カンボジア、アフガニスタンに計12年間駐在。東京では事務局長や代表理事を務める。2015年から2019年まで国際協力NGOセンター(JANIC)理事長。イラク戦争の検証を求めるネットワーク呼びかけ人、戦争をさせない1000人委員会呼びかけ人、NGO非戦ネット発起人など多数のネットワークに関わる。今年7月より沖縄県名護市に移住。著書に、『NGOの選択』(2005、共著、めこん)、『NGOの源流をたずねて』(2011、共著、めこん)、『福島と生きるー国際NGO!
と市民運動の新たな挑戦』(2012、共著、新評論)、『「積極的平和主義」は紛争地に何をもたらすか?!』(2015、編著、合同出版)、『非戦・対話・NGO』(2017、編著、新評論)、『平和学から世界を見る』(2020、共著、成文堂)など。

藤岡 美恵子(ふじおか みえこ)さん
 国際人権NGO反差別国際運動(IMADR)で事務局次長、グァテマラ・マヤ先住民族のコミュニティプロジェクトコーディネーターを経て、現在、法政大学大学院非常勤講師(国際人権論)。日本平和学会会員。著書に『福島と生きるー国際NGOと市民運動の新たな挑戦』(2012)、『脱「国際協力」ー開発と平和構築を超えて』(2011)、『制裁論を超えてー朝鮮半島と日本の<平和>を紡ぐ』(2007)、『国家・社会変革・NGOー政治への視線/NGO運動はどこへ向かうべきか』(2006、いずれも共編著、新評論)など。

■コメンテーター
 武藤 一羊さん(ピープルズプラン研究所)
■進行
 神田 浩史さん(NPO法人泉京・垂井)

<申込方法>
タイトルを「ピープルズプラン公開ウェブセミナー参加希望」とし、お名前・ご住所を明記のうえ、以下のアドレスまでお申込ください。
moshikomi★sapporoyu.org ←★を@に置きかえてください。

【共  催】 
アジア太平洋資料センター(PARC) あどぼの学校運営委員会 さっぽろ自由学校「遊」 
PP21ふくおか自由学校 ピープルズプラン研究所

問合せ先:さっぽろ自由学校「遊」事務局(小泉) TEL.011-252-6752

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